自費出版の会なら10冊89800円から。編集のプロがしっかりサポートするので安心です。

自費出版
自費出版の会にお気軽にお電話ください。 自費出版の会の編集者が直接、あなたのご質問にお応えします。
自費出版の会 TEL.03-5919-3888 受付時間 10:00〜18:00 土日祝日は除く 自費出版に関するご相談・資料請求はこちらからお願いします。
刊行案内(一部抜粋)
お客様インタビュー
自費出版の会について
自費出版メニュー

刊行案内

遺稿集

私の朝立

著 / 井上修
サイズ:A5
製本:ハードカバー(クロス貼り)
ページ数:196ページ
発行日:2012年7月2日

林様は他にも書籍を作られています。


内容紹介(一部)
朝立 浜の地名など

朝立の浜にはいろいろな地名があります。
今ではあまりいわれなくなりました。

垣生との境からいいますと、出っ張った崎を竜ヶ崎といいます。
以前、「真砂」という大きな料亭があり、「真砂」といっていました。
ひところ「パイオニア」という工場があり、
「パイオニア」といわれる時期もありました。
あの山の稜線が垣生との境で、ずっと上に行くあたりは、西の畝といいます。
その稜線の上に権現さまといわれる小さな祠がありまして、
そのあたりはよくマツタケが生えました。

そこから浜側に、ほんとうに小さく入りこんだところがあります。
二本の松の木があり、「二本松」といいます。
しかも「二本松屋」という小さな食堂があり、
暑い夏など「かき氷」を食べていた人がおりました。

その東側に、今はふさがれていますが、海食洞があり、
「穴の口」といわれるのは、この穴に由来します。
昔、菅庄屋へ入った泥棒が隠れたといわれます。

その横に瓦屋がありますが、古い絵地図にも描かれていますから、
相当古いものだと思われます。その東側には広い畑が何段かあります。
昔は菅庄屋がありました。明治四十二年(一九〇九)火災で、
主な部分は焼けましたが、長屋門は残っていました。
相当大きな門構えでしたが、昭和十八年(一九四三)の大水害で流されました。
この水害は、南予各地に大きな被害をもたらしました。
その水害の様子は、写真に残されています。
「菅の裏(浦とも)」という地名は、菅庄屋の裏側ということに由来しています。

(以下略)


私の朝立 本文画像