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旅行記

アメリカ合衆国北西部
シルバー青年ぶらり一人旅

著 / 平山順一
サイズ:四六判
製本:ソフトカバー
ページ数:120ページモノクロ
発行日:2010年10月16日
内容紹介(一部)
1日目 2009.10.9(金) 晴 成田〜シアトル[シアトル泊]
さらば、国分寺!さらば団塊!

10:04、バスで国立駅へ。いよいよ出発! 16:10に飛行機は出るが、早目がいいと6時間前に家を出た。離陸3時間前に空港に着けばいいと案内書にはあるが、早いに越したことはない。11:40、新宿発の成田エクスプレスで成田へ向かう。いつもは立川・パレスホテル前からリムジンバスで行くが、朝の早い時間ではないので渋滞が心配で電車にした。

13:00、成田空港第一ターミナル到着。とにかく航空券を取り換えなくてはならない。ノースウエスト便だが見つからない。航空会社が変わって、デルタ航空になっていたからだ。なんだよ、早く言えよ。だいぶウロウロ探したよ。聞き聞き、ついに自動発券機に着いた。一人で操作している隣の女性もうまく出来ず苦労している。案内嬢に手伝ってもらったら簡単に出来た。一人でできるはずだったのに・・・最初から少し落ち込む。なんでも初めてのことは難しい。聞けばよい、なんでも・・・。とにかく航空券に取り換えることができた。ペラペラの2枚のペーパー、簡素だ。インターネットの予約だから、詐欺による騙しで、出来ないかもと一抹の不安があったが、ちゃんと出来てホッとした。

どんどん先に進む。出国審査だ。荷物は当然機内持ち込みのみだ。機外預けはめんどう。パスポートのケースは外しておくことが肝要なり。所々で読み取れず、慌てて外すのに手間取る。出国審査は簡単だ。靴は皆、脱がされる。後は搭乗口ゲート番号まで一直線だ。遠い。重たい荷物を持って大変だ。後で分かったことだが、空港内の移動はカートを利用すれば楽だったのだ。とにかく乗り口まで到達するのが肝心だ。

14:00、ゲートに到着した。まだ離陸までに1時間位あるので、なにか食べてビールを飲みたいな〜と、カツカレーと生ビールでホッと一息。美味い。家族、と言ってもボクの家族は核家族(古いね、昭和の響き・・・)で、33歳の指圧師で独身の息子と、同い年の友達夫婦(これも古い、フォークソングの時代)と言われている姫にしばしお別れのメールを出して、出国の感慨に耽る。

15:50、搭乗開始。エコノミークラスは最後になる。高齢者、車椅子、プレミアム会員やビジネスクラスが先だ。なにか差別されているみたいでいやな気分だ。16:10、離陸。乗っているジェットはノースウエスト航空だと思っていたら、合併でデルタ航空に代わっている。世界不況の波をここでも実感する。機内で2回食事をして、ビールを飲んで、うまく聞けないオーディオをさわって、9時間のフライト。静かで快適な空の旅。航空券は、往復で7万円弱。ネットで購入した。旅行会社で試しに聞いたら、10万円と言っていた。自分で買えばやはり安い。航空券とホテル、レンタカーの予約を扱うサイトの「エクスペディア」を知り、料金の安い順に検索して手頃な物件を探した。ネット利用は大変便利になっている!