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短歌集

なごみ 小野の里に暮らして

著者 / 中平盛栄
サイズ:A5判
製本:ソフトカバー
ページ数:136ページ(モノクロ)
発行日:2009年12月17日
前書き

平成十九年八月に、支援ハウス「なごみ」に入所しました。これまでとは違って暇ができることを嫁の榮子が察して、「今まで家にいたことを思い出して文に綴っておいたら、パソコンで本の形にできる」と言ってくれました。私は短歌を作る趣味があったので、榮子が協力してくれるのなら作ってみようかと思い立ちました。

なごみ 画像
小野の里全景(四万十川の対岸より)

ですが、一度も先生について習ったこともないし、指導書を読んだこともありません。本にまとめるのなら、今からでも勉強したいと思いましたが、これから時間をかけていたら、失明の虞もあるのでやめました。

歌といってもゴロよく三十一文字にしたものにすぎません。お恥ずかしいものですが、読んでいただければ嬉しく思います。

内容紹介(一部)
なごみ 画像
四万十川にかかる鯉のぼり
その一二 四万十川

町村の合併制度が叫ばれて
四万十町と相成れり

各地より 送り来たれる鯉のぼり
四万十川の上を泳げり

各家庭で使われなくなった鯉のぼりをいただいて、ワイヤーに結びつけ、こちらの山から向こ うの山へ、二連層にして渡したもので、まことに見事な風景である。

 

鯉のぼり 川渡しなる発祥地
三十年の式典のあり

なごみ 画像
花火大会
(小野の川原にて・平成17年8月)

四万十は 国際マラソンのコースにて
我が家の側で 応援をせり

川祭り 小野の川原で のど自慢
花火大会 出店もありて

川原には キャンプのテントあちこちに
色とりどりの カヌーもこいで

四万十は古き習わしあると云う
盆の火灯し お供えの水

お盆には、神々様や祖霊様は、川を渡って来るという。夕方になると川原へ行って松明を灯し、 お水をお供えして礼拝する行事は現在も行われている。

後書き

歌を詠んでいたら、自分史のようなものになりました。何も知らないものが本を作るなんて何と無謀なことでしょう。私は原文を書いただけで、後は榮子に任せました。

読んでいただいた皆様、ありがとうございました。

平成二十一年十二月
中平盛栄(九十歳)
大正八年十二月十七日生まれ