自費出版の会なら１０冊８９８００円から。編集のプロがしっかりサポートするので安心です。

「喜びも、悲しみも幾歳月・・・」。この歌の言葉のように、過ぎし日々はつかの間の出来事のように遠くに去って行きました。現在は、同じマンションに住むお友達と、食事を共にし、語り合い、一人の時間をゆっくりと自分流に過ごしております。

二階の窓から眺める澄み切った碧い空、白いちぎれ雲、春を待つ目の前の桜の細い枝先が風に揺れ、民家の白壁が日射しに輝いています。何という名前の鳥でしょうか？　空を飛ぶ小鳥達、まさしく一幅の絵であり、メロディさえ感じます。

この素晴らしい自然の風景を眺めながら、平和に感謝すると共に、いつまでも心に華を持ち続け、我が道を静かに歩く夢追い老女でありたいと思っております。

出版するにあたり、私の人生の中で出会い、成長を見守っていただいた多くの方々に深く感謝をし、心より厚く御礼申し上げます。

平成二十一年　二月吉日　　志村幸枝