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旅行記

エチオピア旅行記

著 / BINBUN
サイズ:四六判
製本:ソフトカバー
ページ数:100ページ(カラー2ページ)
発行日:2012年6月9日
内容紹介(はじめに)
はじめに

駆け足でエチオピアの遺跡を回ってきた。
バックパッカーのアドベンチャー旅行や
南部の部族に混じって暮らしを体験する過激な旅では無い。
九日間で四十万円のツアー旅行。
移動は飛行機、宿も一流の所へ泊まる。所謂、大人旅行と言う奴だ。
首都アディスアベバからバハダールのタナ湖、ブルーナイルの滝を見学して、
第三の首都ゴンダール、第二の首都ラリベラ、
最初の首都でありエチオピア文化発祥の地アスクムへと歴史をさかのぼり、
アディスアベバへ戻ってきた。
貴方がエチオピアの歴史をめぐるツアーに参加するのであれば、
多分私と同じようなルートを行くことになるだろう。

旅行に出る前に知りたい事を調べてみたのだが、
エチオピアに関する情報は意外と少ない。
私にとって初めてのアフリカである。
予防接種から服装、蚤・ダニの対策、
ホテルの設備、細かいタイムスケジュール等々、
知りたいことがたくさん在ったのだが、
見つかるのは遺跡がどんなものであるかとか、
酷い宿に泊まったのでダニに食われたとか、
私にとってはどうでも良い情報ばかりだ。
岩窟教会がどのようなもので、オベリスクがどんなに凄いのか、
そんなことはもう直ぐこの目で見て、肌で感じられる事である。
到着したらチェックインが先か、見学が先か?
チップはどのくらいあげれば良いのか?
幾らぐらい両替すれば足りるのか?
そういう情報は探しても見つからなかったのである。

(以下略)