句集+家族史 | 母の詩 ─一〇〇年の星相を顧みて─
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著 / 橋本純信
- サイズ:A5判(H210xW148mm)
- 製本:ソフトカバー
- ページ数:292ページ
- 発行日:2022年9月21日
内容紹介(一部)
はじめに
住職の妻はよく「大黒さん」と呼ばれます。台所の神様として崇められてきた大黒天になぞらえた表現ですが、台所の仕事だけでなく、寺全般を把握し、檀信徒との交流を深め、住職の右腕として欠かせない存在でもあります。私の母は文字通りの「大黒さん」でした。
(以下略)
両親の時代
両親は大正、昭和、平成の三時代を過ごしました。どのような時代を生き抜いてきたのかを振り返ってみたいと思います。父が生まれて母が亡くなるまで丁度100年、1世紀に及びます。
(以下略)
〈歌を詠む楽しみ〉
生き甲斐を 見つけたつもり 下手ながら
歌と俳句の 自我流を作る
俳句 川柳 歌 日記でもない
思いの儘に 書く楽しさ
毎朝の 歌作ること 下手なれど
老いた私の 楽しい日課
(以下略)