短歌集 | 桃の里

書籍画像「短歌集 桃の里」

著 / 橋口もと子

  • サイズ:四六判
  • 製本:ハードカバー
  • ページ数:192ページ
  • 発行日:2019年7月26日

内容紹介(一部)

はじめに

(前略)

「日本語は本当に素晴らしい言葉。そのまま書くと歌になってるの」と母が言うように、ここに収められた歌は、まさに浮かんできたものをそのまま綴ったもので、技巧や芸術性云々といったものではなく、自分の心の中の映像の記録のようなものです。そして浮かんでくるものの中でいつも母を支え続けたのは、故郷沼津の美しい自然と兄弟姉妹との楽しい思い出です。

(以下略)

沼津時代

思い出す籠持つ妹に枇杷の実を
もぎては落とす我れは申歳

幼き日線香花火にうち興ず
兄弟姉妹いやに思ほゆ

小雨降る遠き彼方のうすあかり
妹かと思う目見ひらいて

今はなき兄弟姉妹いとほしく
灯ともし頃の小雨降る日は

(以下略)

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