エッセイ | 改訂版 随想私録 大阪上町台地ぶらぶら歩き

書籍画像「改訂版 随想私録 大阪上町台地ぶらぶら歩き」

著 / 岩間昭男

  • サイズ:四六判
  • 製本:ソフトカバー
  • ページ数:198ページ
  • 発行日:2017年6月7日

岩間様は他にも書籍を作られています。

内容紹介(一部)

随想私録「大阪上町台地ぶらぶら歩き1」

(前略)
ところで、私はぶらぶら歩きが好きなもので、山〈本格的な装備拵えが必要な高い山は、気力はともかく体力を考えると最近は無理であるが〉と言わず・野と言わず・街中と言わず、天気さえ良ければ毎日といってよいほど「空ゆく雲と語り・野山吹く風と戯れ・道行く草花と遊びながら」、一日20000歩以上は一人で歩き回っているのだが、昨年あたりから大阪の上町台地に拘っている。特に4世紀から幕末にかけての「大坂文化」の眠る、大阪上町台地の文化史跡を地下鉄谷町線に沿って移動しながら気儘に訪ね歩くのが、街中にしては結構緑も多くあって気に入っている。

(以下略)

随想私録「大阪上町台地ぶらぶら歩き2」

大阪市街は、知られているように南北に走る道路を「筋」、東西に走る道路を「通」と呼び馴らしているが、上町台地には上町筋とその西側〈地勢的に言えば海側即ち谷側〉の谷町筋の二つの大縄手が走っている。この二つの大縄手に絡んで熊野古道が南北に通じていて、その途中に四天王寺がある。この四天王寺の谷町筋を隔てた右手の斜向かいあたりに夕陽丘町があるが、夕陽丘町は何丁目なしの単独町である。「夕陽丘」の町名そのものに何となく小粋な感じが漂う上に、しかも単独町とは何か歴史的由緒がありそうだな……と思っていた。それがやっぱりそうであることを、後に知ることになったものである。

(以下略)

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