自分史 | 我が道

書籍画像「我が道」

著 / 木原 康

  • サイズ:A5判
  • 製本:ソフトカバー
  • ページ数:290ページ
  • 発行日:2020年11月16日

内容紹介(一部)

はしがき

毛沢東時代の中国を指して、「もう一つの世界」と評したのは、アメリカのジャーナリスト、エドガー・スノーですが、日本と中国とは、数千年の交流があり、彼我の文化の相違は、夙に了承していて、それ程驚くに、値しません。しかし、アラブ世界の一角にある、トルコに行って、ホテルを工事し、運営してみて、私共日本人にとっては、そこに「もう一つの世界」を見た気がしました。

この小説に書かれている事は、事実を題材として、「私」が設定したストーリーに従って、「私」の思いを、書き綴ったもので、事実そのものではない事を、お断りしておきたいと思います。特に、人名に関しては、類似したお方がいらしたとしても、私の心の中で作り上げた人物として、そのお姿を拝借したものである事を、ご理解賜りたいと存じます。

1.トルコ政府よりの招聘

一九八四年の歳末も迫った十二月の或る日、私は、ホテル・オークラのレストランで、トルコ共和国のN駐日大使と、食事を共にしていました。

そこにはH代議士も同席していて、同代議士の仲介によりセットされた会談でした。当時は、トルコ共和国と日本国との友好関係は、まだ浅く、民間の友好団体としては、日本・トルコ友好議員連盟があるのみで、その他の官・民の交流は、殆どありませんでした。H代議士は、その議員連盟の中では、国際派代議士として積極的に、活動しておられました。

(以下略)

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