エッセイ | 思い出の翼たち

書籍画像「思い出の翼たち」

著 / 坂水康晉

  • サイズ:B5判
  • 製本:ソフトカバー
  • ページ数:104ページ(カラー・モノクロ混合)
  • 発行日:2017年7月28日

内容紹介(一部)

感激の初飛行は、「セスナ」

戦後の日本の空にとって、これほど馴染み深い飛行機はないと思われる。爆音を聞いてはすぐに外に飛び出して空を仰いでいた頃、一番良く飛んで来たのが“セスナ”であったし、生まれて初めて飛行機に乗ったのがセスナ172であったから、なおさら印象深いものがある。昭和33年の春、初めて東京の土を踏んだ。目的は大学受験であったが、羽田に飛行機を見に行くことも目的であった。とにかく羽田へと何をおいても駆けつけた。雑誌の写真でしか見たことのない羽田の空港ビルの中をうろうろして、送迎デッキで呆然と目の前の飛行機たちに見とれていた。

まだ、レシプロの時代で目の前にパンアメリカン航空のボーイング377ストラトクルーザーが駐機しており、滑走路からは日本航空のDC-7Cが3,400馬力のターボコンパウンドエンジン4基の同調したエンジン音を響かせて離陸してゆくのを機影が見えなくなるまで見送った。空港ビル内に戻った時、遊覧飛行の看板を見つけた。このチャンスを逃すと2度と乗れないかもしれないと、有り金をつぎこんで乗ったのである。これが我が人生での初飛行で、乗った飛行機がセスナ172であった。

(以下略)

あとがき

飛行機について興味を抱いてから60年近い。この間に集めた書籍や資料、新聞の切り抜きが、本棚3本一杯にたまってしまった。これらの資料を生かして何かできないかと考え、今まで興味を抱いた飛行機や博物館訪問、映画、撮りためた写真、自己流イラストなどの中からいくつかをピックアップし、感じたことを書いてみた。

(以下略)

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