写真集 | 光彩の扉~春から夏~ あのね

書籍画像「光彩の扉~春から夏~ あのね」

撮影 / 石田勇七

  • サイズ:A4判ヨコ(W297XH210mm)
  • 製本:ソフトカバー
  • ページ数:120ページ
  • 発行日:2025年1月28日

内容紹介(一部)

「光彩の扉~春から夏~ あのね」本文その1
「光彩の扉~春から夏~ あのね」本文その2
「光彩の扉~春から夏~ あのね」本文その3

あとがき

煙るような薄い緑が近くの丘に見え始めると、私はソワソワとカメラを持って、山野の徘徊を始める。春の始まりだ。私のネーチャーフォトの原点は「徘徊」。車を使うことなく、自分の背の高さで、時には中腰や膝で歩く姿は異様かもしれない。足元5cmの高さから20mを越す巨木まで、あらゆる植物が、時には空気や空までもが春を告げようとしている。私の異様な徘徊姿は、その清らかなメッセージを全身で受けとめるためだといっても過言ではない。平均重量8キロ、多い時で15キロの徘徊はもうその域を抜けているかもしれないが、多くの撮影対象を与えてくれる「撮影徘徊」だけはやめられない。

(以下略)

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