資料集 | ―東海道五十三次宿場町 掛川・日坂を中心とした― 文学・文献の中のふるさと

書籍画像「文学・文献の中のふるさと」

著 / 鈴木清明

  • サイズ:四六判(H188xW127mm)
  • ページ数:322ページ
  • 発行日:2021年9月24日
  • 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
  • ISBN978-4-910118-28-4

内容紹介(一部)

はしがき

二〇二〇年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の世界的大流行は、私たちの生活全般に多大な影響を与えています。長期間にわたり自粛する機会が多くなり、その一つに移動があります。私たちは移動を自粛しても国内外への旅行などの想いは変わることなくあり、その想いを馳せる対象の一つに故郷があります。私の出身地は、歌川広重の有名な浮世絵「東海道五十三次」に描かれた宿場町の一つの静岡県掛川市です。広重の絵の他にも故郷を書いた資料が無いかと探していたところ、この周辺を往来した人々が詠んだ次に掲げる三首の和歌や、また、日記・紀行等に書き残した文学・文献等(以下これらを「資料」といいます。)を目にする機会がありました。この本は、私の故郷及びその周辺のことを書いた資料を収集し、編集し、書籍化したものです。

(以下略)

あとがき

ふとした契機から集めた資料は約500点以上に及びます(収集した資料の正確な数字は分かりません)。そのうち本資料には、本資料集の趣旨・目的に沿った6章で200項目程度に整理して掲載しました。以上をまとめてみると、「ふるさと資料集を作成したい。」と言う所期の目的が完全とは言えないまでも達成できていると思っています。本資料集の中に“ふるさと”における文学・文芸等の文化の一端がわかると思います。

(以下略)

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