小説 | ワンダーボーイ | 自費出版の会

小説 | ワンダーボーイ

私と知代は教室の窓から顔を出し、知代は校庭を、私は校門の方を眺めていた。朝の校門はおもしろい。色とりどりの生徒がほんの２、３０分の間に入ってくる。

美術部の私としては描いてみたいモチーフの一つである。知代が早朝練習をするバスケット部の渡瀬君を眺めるのにつき合っていたが、朝、早いのも、すてきな発見ができて楽しくなってきた。

（以下略）

朝、高校生の一日は、はじまる。

「ね、数学の宿題やった？　むずかしかったよね。」

百合に聞かれる。

「やったけど‥。写す？」

私が答える。

「サンキュー、恵梨って、やさしいね。」

私が数学のノートを出して、百合に渡す。

（以下略）

―自費出版を行うにあたって、悩んでいたことがありましたか？: 10年ほど前に夫の反対にあったため、悩みました。
―弊社を知ったきっかけは何でしたか？: インターネットで検索しました。
―弊社を知ってから、弊社で自費出版するまでに、何か躊躇することがありましたか？: また、夫に何か言われるのではないか…と。
コストが私の場合、いくらになるのか、不安でした。
―弊社で自費出版をしようと決めた一番の理由はなんですか？: 息子に「少しくらいは、ママ自身のためにやってみたら？」と言われたこと。
原稿をワンダーボーイ（1）おもしろいと息子が言ってくれました。
―実際に弊社で自費出版してみていかがでしたか？: さし絵までは、考えていませんでしたが、対応してくれてよかったです。
自分の本が出来上がった時は、感動しました。
―再度、自費出版するとしたら、このようなサービス、このような商品があったらいいと思うものがありますか？ また、弊社へのご要望等ありましたらご自由にお書きください。: あとがきが書けたら、よかったな…と思いました。
新型コロナウイルスこわくて、御社へ行けず、すみませんでした。